O3 FM運営 / 2026年5月〜8月 運用分析レポート

O3 FM運営 — 運用分析レポート(5/22〜8/20)

Spacetiのユーザー利用開始(5/22)から8/20までの、大阪オフィスO³の使われ方。

全体サマリー

  • 利用の水位: 執務席43席のうち、営業日には平均31席(72%)が1日のどこかの時間帯で使われる。正味の在席時間は約21席分(50%)で、この差(約9席分)が回転・離席を含む座席の活用余地
  • 予約の水位: 会議室予約は週100〜160件の定常需要。座席予約は、予約対象が「デュアル席8席のみ(7/6〜恒久運用)」→「全席(7/21〜31の検証のみ)」→「デュアル席のみに戻る(8/1〜)」と切り替わったため、その対象範囲に沿って増減している。8月の水準は「デュアル中心に落ち着いた」のではなく、予約対象がデュアル席しかないことの反映。
  • 環境の水位: CO2は平日ほぼ毎週1,000ppm超えの日があり(82日中21日)、利用の集中する部屋・時間帯と連動して上下する。

利用の水位 — 日次の座席利用(執務席43席)

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  • 営業日の座席利用はおおむね26〜39席(60〜91%)のレンジ。最も混んだのは8/17(月)・6/15(月)の39席(91%)で、6/9と8/17には43席すべてが使われた時間帯がある。
  • 予約運用の開始・検証で利用量の水位は動いていない。利用量は運用ルールよりも曜日・休暇に沿って動く

座席の活用余地 — 「使われた席」と「座られている時間」の差

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  • ピークの13時台は33席(77%)が使われるが、正味の在席は約24席分(55%)。差の約9席分は「人が付いているが常時は座っていない」時間で、共有・回転を前提にすれば同じ席数でより多くの人を受け入れられる余地を示す。
  • この差をどこまで詰められるか(予約と実在席の突合、離席の扱い)が、東京の席数設計にもつながる論点。

予約の水位 — 週次の予約件数

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  • 会議室(青)は定常。座席(紺)は予約できる席の範囲がそのまま件数に出る: 7/6にデュアル8席で立ち上がり、全席予約の7/21週に跳ね、8月は対象がデュアル8席に戻ったため週約30件で推移。
  • つまり8月の減少は利用の冷え込みではなく制度上の予約対象縮小によるもの。デュアル席の予約は運用終了後も自然継続しており、「一度使い始めた予約は定着する」のが実態。

環境の水位 — 週ごとのCO2

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  • 6月下旬〜7月中旬の週にピークが集中(最大1,888ppm・6/22の週)。夏季休暇週は休業日のため低い。どのスペースで上がりやすいかは環境ページ

詳細分析(切り口別)

ページ 見えること
経営サマリー オフィスの現状評価(4観点)、意思決定に効く実測事実、大阪オフィスの選択肢
エリア別・時間帯 フォーカス/オープン/セミオープン/会議室など、マップ区分ごとの水位と混雑パターン
スペース別 執務席・多目的スペースごとの実測稼働と予約
部屋別(会議室) 使用中の平均人数と会議サイズ、予約時間率と実在室の差
部署別 部署ごとの使い方の型、曜日・時間の傾向
環境 CO2・温度・湿度の推移とスペース別の出やすさ

主な発見と考えられる工夫

見えた傾向 考えられる工夫
利用の水位は運用ルールでは動かず、予約は「対象範囲」に沿って動いた 予約は「利用を増やす」より「使われ方を記録・整理する」道具として設計する
「使われた席」と「座られている時間」に約9席分の差 回転・共有を前提にした席数設計と、離席・カラ予約の扱いの整理
会議室は予約時間の約4割しか実在室がない(7/6以降実測) 自動解放等の予約調整と、部屋サイズの再配分(分割・小規模化)の検討余地
混雑もCO2も「午後×特定の部屋」に集中 増席・増室の前に、時間帯分散・換気運用・小部屋の供給で緩和できる可能性